カウント

2014/03/11

COLORFUL



人生をカラフルにするものはきっと貴方の言葉かもしれない。



2013/11/14

サタデー




浴槽の栓を抜いて、ぬるま湯が勢いよく流れ出て行く。
流れ出る音が、ドアを閉めても聴こえる。

「クンドゥン」は最後まで引き込まれなかったけど、
ラストシーンでダライラマ14世がこんな事言ってた。
"敵はやがて無になり、友もやがて無になり、自分も無になる"

その間に出来る事をしたい。




2013/10/16

旅について思う事を

甲州街道のオレンジの灯りと車のヘッドライトが複雑に交差し続ける。
少し冷たい風が吹き始めたこのまちを、自転車で走ってみる。

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googleマップがない頃に旅をした事を思い出す。
行先は全て気分と運に任せる、そんな旅が好きだ。
偶然野宿が決まった「道の駅」
そこで出会ったバイクで日本縦断中のお兄さん。
食べきれない量のお団子をくれた閉店後のスーパーのおばちゃん。

再会を果たすことはなかろうに
「また来てね」「また来ます」
そんな不確かな言葉を交わして寂しさを紛らわしなりながら、
それでもこの小さな偶然の連鎖に酔いしれ、
今自分が旅の中にいる事を実感する。

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甲州街道を抜けた時、
フリートフォクシーズのこの曲が流れ始めた。



2013/10/05

Photo Page


2,3年撮りためた写真をアップしています。

http://mornington.xxxxxxxx.jp/photo/index.html

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2013/08/31

人探しのカナブン

電車を降りた瞬間、艶のある緑のカナブンがこちらに向かって勢いよく飛んできた。とっさ過ぎて身動きがとれずただ両腕に鳥肌が立ったが、カナブンは僕の腹の前でくいっとユーターンして去って行った。 。。人違いだったのか。

とりあえず僕の目では、君が人探しのカナブンにしか見えなかった。

短い命であろうから、短い夏であろうから、
懸命に探しておくれよ。

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いつかの夏を思い出す曲を。

the DRUMS "Submarine"







2013/08/25

アイズ•ワイド•シャット

目を見開き物事を見つめながら、それと同時に目をつむっていかなければならない。
そうやって生きていくんだ。

匿名で私欲を満たす仮面舞踏会、
主人公の妻に対する白黒の妄想、
衣装屋の店主と我が身を売る娘、

スタンリーキューブリックの投げかけてくるメッセージは
あと何年経っても響くと思う。

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京王線、新宿から桜上水に帰る最中、

笹塚駅で電車の扉が開いた瞬間、
青年が電車を駆け下り駅のホーム真ん中で嘔吐した。
そういえば笹塚に着くまで、青年は口をリスのように膨らましていたな。
半分口の中に溜まった酸味と闘っていたのか。。
時間は夜19:00頃、テニスラケットを持っていたし、
飲み帰りとは思えない。

嘔吐後、青年はホームのベンチに座った。
すると杖をついたじいさんが青年のもとへ向かって歩み寄っていくのだが
そこで電車は次の駅へ進み始めた。

あの後、どうなったんだろう。

テニスラケットを持って嘔吐する青年と
杖をついて歩み寄っていくじいさん。